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腕時計の磁気による影響について

2021年5月17日 (更新:2021年5月18日)カテゴリー:プレス記事

腕時計は磁気に影響を受けて遅れや進み、止まりなどの原因になる事も最近は特に増えてきてます。
お客様の時計をチェックしてみるとかなりの確率で少なからず残留磁気を検出します。
スマートフォン、ノートPC、タブレットなど現代の生活に欠かせない機器から着磁することが多いように思います。
どの電子機器からも強い磁界が発生しています。
磁気リスト

画像はクォーツ時計のローターという非常に小さな歯車、素材は永久磁石(サマリウムコバルトなど)で出来ています。
アナログクォーツ時計の歯車の一番最初に動力が得られ、動きの源になる歯車ですが、
前述の電子機器などから発生する磁界に影響を受け、この小さな歯車が正確に機能しなくなり、遅れや止まりなどの時間不正につながる事も例としては非常に多いです。

ノートPCの上に時計を置く、スマートフォンの上に時計を置く、鞄の中のポケットに時計とスマートフォンを一緒に入れる、など密着するような状態になるとかなり腕時計に影響しますのでご注意ください。

こぶし1つ、2つ分の距離が保てれば磁界の影響をかなり受けなくなります。
併用することがNGではなく、距離が保てれば問題なく通常使用できます。

もし、お手持ちの時計で電池交換したばかりなのに遅れる、時々止まる、などの症状が発生しているようでしたら、磁気の影響を受けている可能性もありますので、ぜひ当社にご相談ください。